持続可能性の難問

私たちは木が大好きです。
自然の温かみと美しさを兼ね備えた素材です。

私たちは森林を愛しており、 森林を保護する活動にも積極的に取り組んでいます。

現在、当社の製品のようにFSC認証の木製ハンドルを使用しているワックスシール製品は、市場にほとんど(あるいは全く)ありません。私たちはこれを大変誇りに思っていますが、同時に、もっとできることがあると感じています。

木材との関わりは、私たち自身の道徳的判断との絶え間ない葛藤を引き起こしてきました。オーストラリアの悲惨な森林火災や現在も続くパンデミックといった最近の出来事は、素材の選択とそれが地球に与える影響について、早急に再考する必要があることを私たちに身をもって示しています。

私たちは地球を汚染する多国籍企業という広大な海の中の小さな一滴に過ぎないと主張することもできますが、それは必ずしも正しい考え方ではありません。私たちの影響がそれほど大きくないからといって、重要性が低いわけではありません。また、私たちの行動が本質的に悪いというわけでもありません。私たちの製品には需要があり、多くの人々に喜びをもたらしています。環境意識の低い他社から購入するよりも、私たちから購入する方が良いかもしれません。しかし、私たちは依然として地球規模の気候危機の一因となっているという思いを拭い去ることができません。

代替案はありますか?

天然素材は合成素材の代替として使用できますが、合成素材を作るにはまず天然素材が必要です。何もないところから何かを作ることは不可能です。すべての素材は、その原料となるものから作られなければなりません。

私たち人類は物質に依存しています。物質は私たちが創造するあらゆるものの基盤を形成します。したがって、私たちが採掘したり消費したりする物質の量を完全に減らすことは決してできません。しかし、どの物質を最も多く使用するかを選択することはできます。

他の素材よりも地球に優しい素材はあるのでしょうか?

結局のところ、材料はいずれ廃棄物になります。リサイクル可能な材料であっても、無限にリサイクルできるわけではありません。また、リサイクルにはエネルギーの投入が必要であり、それに伴い大きな二酸化炭素排出量も発生します。

ここには非常に多くの情報があり、私たちと同じように圧倒されているかもしれません。しかし、議論を重ね、より深い理解を得ることが重要です。

私たちは環境の専門家ではありませんし、オンライン上には矛盾する情報が溢れているため、十分な情報に基づいた判断を下すのが困難です。意識を広げ、持続可能性への道のりをさらに進むために、友人や仲間のビジネスオーナー数名を招き、持続可能性について議論し、それぞれの考えを共有してもらいました。

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以下はOrbitkeyの共同創設者の一人からの返答です。

質問:

最近、クライメート・ニュートラル認証を取得した貴社は、私たちだけでなく、間違いなく数え切れないほど多くの経営者に、より責任ある考え方を促しています。より持続可能な企業へと移行する動機、そして他の意欲的なブランドが直ちに注力すべき分野についてお聞かせいただければ幸いです。

答え:

私たちは、これらの企業の多くはリサイクル材料などから製品を作り、さらに多くの製品を販売するだけだという見方を常に持っていました。

何か不誠実なところがあって、私たちは少し不快に感じました。

単純に生産量を減らしたらどうですか?その方が良いと思いませんか?

しかし同時に、消費者は常に製品を購入します。

製品会社は製品を販売することで運営し、存続しています。

しかし、しばらくして、完璧な処方を見つけようとすることは何の役にも立たないことに気づきました。

私たちはこれについて何か行動を起こすことを決意しました。 @beclimateneutral他の取り組みよりも私たちに深く関係しています。

結局のところ、私たちは、それが必ずしもすぐに大きな影響を与えるわけではないことを承知した上で、これに取り組んでいます。

結局のところ、この一歩を踏み出すことで地球を救うことはできません。しかし、これは私たちが踏み出す小さな一歩です。そして、この一歩を踏み出すことで、他の人々にも同じように行動するきっかけになれば幸いです。

しかし、究極的には、企業として私たちはこれまでも、そしてこれからも常に次のような疑問を提起し続けます。

1. この製品を作成する必要がありますか?
2. この製品は、他の既存の製品と比べて、人々の生活にどのような良い影響を与えるのでしょうか?
3. 設計した製品ができるだけ長期間使用されるようにするにはどうすればよいでしょうか?

地球への悪影響を減らすために私たちができることをチーム全体がどれだけ協力して行っているかを見るのは興味深く、喜ばしいことです。

我々の顧客もそうしてくれることを願っています。

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2番目の質問はTom's Studioに対するものでした。

質問:

意識的に地元産の材料を使用するよう努める職人として、最近の出来事によって人類は購入についてより慎重になると思いますか、それとも古い習慣に戻る運命にあると思いますか。

答え:

素晴らしい質問ですね!私たちは皆、こういったことを考えるべきだと思います。個人的には、個人としても企業としても、サステナビリティの中で何が可能なのかを他の人に示すために、積極的に行動できると思います。もっと多くのデザイナーが、サステナビリティを常に念頭に置いてデザインに取り組んでくれることを願っています。そうすれば、より革新的でサステナブルなソリューションが生まれると確信しています。

ここでは教育が重要であり、業界がこれらのソリューションについて話し合い、よりオープンソース化すればするほど、良い結果が得られると思います。

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これらの重要な問題について私たちと議論する時間を割いてくださった Orbitkey と Tom's Studio に深く感謝いたします。

私たちは小さな家族経営の会社なので、一夜にして世界を変える力はないかもしれませんが、少なくとも他の人たちに持続可能性に対する独自のアプローチについて語り、地域社会でさらなる議論を巻き起こすよう促すことはできます。

よろしくお願いします、
チーム・スタンプティチュード


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